プリフロップは、手札2枚が配られた後の最初の賭け
プリフロップとは、手札2枚が配られてから、共通カードが出る前までの回です。自分の手札と、先に動いた人の行動を見て、参加するかを決めます。
| 順番 | 何が起きる? |
|---|---|
| 準備 | SB・BBがブラインドを出し、各自に手札2枚が配られる |
| プリフロップ | 順番にコール・レイズ・フォールドなどを選ぶ |
| フロップへ | 最初の賭けが終わると、共通カード3枚が公開される |
全員がフォールドして1人だけになった場合は、その時点で決着します。必ず共通カードが出るわけではありません。
自分の番は、BBの左から回ってくる
3人以上の卓では、最初に行動するのはBBの左隣のUTGです。そこから時計回りに進みます。

図は6人卓の最初の一周です。途中でレイズがあれば、それまでにコールした人などにも、再び対応する番が回ります。
BTNが最後になるのは、共通カードが出た後の回です。プリフロップではBTNの後にSBとBBがいます。2人卓では順番が異なり、BTNを兼ねるSBが先に動きます。
まず、先にレイズがあったかを確認する
プリフロップは、最初からBBという賭けが置かれています。そのため、まだ誰もレイズしていなくても、BB以外の席は通常チェックできません。
誰もレイズしていなければ、コール・レイズ・フォールド
BB以外の席では、BBの額に合わせて参加するならコール、額を上げるならレイズ、参加しないならフォールドを選びます。
| 行動 | 自分がすること |
|---|---|
| コール | 自分がこの回に出した分に、チップを追加してBBの額に合わせる |
| レイズ | BBの額より高い額に引き上げる |
| フォールド | 手札を降りて、このハンドへの参加をやめる |
SBはブラインドとして出した分があるので、コールではBBとの差額を追加します。BBと同じ額をもう一度丸ごと払うわけではありません。
アンティのあるゲームでも、アンティはブラインドとは別の参加費です。先にアンティを払っていても、その分をコール額から差し引くことはできません。
BBで追加の支払いがなければ、チェックできる
ほかの参加者がBBの額にコールするだけで、自分の番までレイズがなければ、BBはすでに額を合わせています。BBはチェックして、追加で払わずにフロップへ進めます。自分からレイズすることもできます。

「ほかの全員がコールしたから、BBが何も選ばずに自動終了」とはなりません。BBにもレイズする機会があることを押さえましょう。
すでにレイズされたら、その額に対して選ぶ
誰かがレイズしていれば、通常はその額に合わせるコール、さらに上げる再レイズ、フォールドから選びます。すでに出した分があれば、コールするのは相手の額までの差額です。
| 前の人の状況 | 自分が見ること |
|---|---|
| まだレイズされていない | BBの額に参加するか、自分から上げるか |
| 1人がレイズした | その相手に対し、自分の手が参加に見合うか |
| レイズに再レイズが入った | 複数の強い行動を受けても続ける価値があるか |
持ちチップを全て出すオールインが絡む場合は、払える額や再レイズの可否も確認が必要です。基本の支払いはベット・コール・レイズの違い、持ちチップの違う相手との精算はオールインとサイドポットで解説しています。
オープンレイズ・リンプ・3ベットは、何が違う?
先に行動を理解しておくと、プリフロップで使われる言葉も整理できます。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| オープンレイズ | まだ誰もコールやレイズで参加していない場面で、レイズして入ること |
| リンプ | まだレイズされていない場面で、BBの額にコールして参加すること |
| 3ベット | 最初のレイズに対する、もう一度のレイズ |
プリフロップでは、BBを最初のベット、初回のレイズを2つ目のベット、その次の再レイズを3ベットと数えます。3ベットは「相手の額の3倍」という意味ではありません。
参加判断は、手札・席・相手の行動を合わせる
強い手札なら積極的に参加を考えやすく、弱い手札なら無理に参加しないのが基本です。ただし、同じ手札でも、その前に起きたことと自分の席で判断は変わります。
| 確認すること | なぜ必要? |
|---|---|
| 自分の2枚はどんな手札? | 高いペア・高い数字・同じマーク・連番などの特徴を見る |
| 自分の後に何人いる? | 後ろから強い手で参加される可能性が変わる |
| 相手はどう参加した? | コールだけか、レイズや再レイズがあったかで警戒する手が変わる |
| 追加でいくら払う? | その手札で、その参加費を払う価値があるかを考える |
誰も参加していない場面と、すでにレイズ・再レイズが入った場面は別です。同じ手札だからといって、毎回同じ行動を選ぶ必要はありません。
レイズ額には最低額のルールがありますが、最低額がいつも最適なわけではありません。詳しい金額の考え方は賭ける額の基本へ進んでください。
全員の対応が済んだら、フロップへ
2人以上が残り、必要な額への対応が済んで、残るレイズの機会も終わるとプリフロップが終了します。オールインした人は、それ以上のチップを払えないまま勝負に残れます。
次は共通カード3枚が出るフロップです。最初の2枚だけで勝負が決まったわけではないので、出たカードと相手の行動を見て、改めて判断します。1ハンド全体の流れとつなげて確認しましょう。


