アウツは、手を改善する「まだ見えていないカード」の枚数
あと1枚でフラッシュやストレートになるとき、役を完成させる候補が何枚あるかを数えます。この枚数がアウツです。「アウト」と呼ぶこともあります。
| 待っている形 | 完成に必要なカード | 基本の枚数 |
|---|---|---|
| フラッシュ待ち | 同じマークをあと1枚 | 9枚 |
| 両面のストレート待ち | 4連続の両端のどちらか | 8枚 |
| ガットショット | 連続の途中で抜けた数字を1枚 | 4枚 |
この枚数は、必要なカードがまだ見えていない場合の基本です。複数の役を待つときは重複を引き、完成しても負ける可能性も考えます。
まず「どのカードで改善するか」を決めて数える
フラッシュ待ちは、13枚から見えている4枚を引く
同じマークのカードは、52枚の中にそれぞれ13枚あります。自分の手札と共通カードにハートが4枚見えていれば、残りのハートは9枚です。

例えば手札がA♥ Q♥、共通カードがJ♥ 8♥ 2♣なら、ハートが1枚増えるとフラッシュです。すでに見えている4枚は数えません。
両面待ちは8枚、ガットショットは4枚
ストレートでは、必要な数字を先に見つけると数えやすくなります。数字は10→J→Q→Kと続きます。各数字のカードは、4つのマークで4枚ずつあります。
| 待ち方 | 手札 | 共通カード3枚 | 必要なカード |
|---|---|---|---|
| 両面待ち | 5が4枚+10が4枚=8枚 | ||
| ガットショット | 6が4枚=4枚 |
両面待ちは「6・7・8・9」の両端に5か10を足す形です。ガットショットは「5・7・8・9」の抜けている6を待ちます。
2つの役を待つときは、同じカードを一度だけ数える
手札が9♥ 8♥、共通カードが7♥ 6♥ K♦なら、フラッシュとストレートの両方を待てます。ただし、9枚と8枚をそのまま足しません。

5♥と10♥は、どちらの役も完成させるカードです。重複する2枚を引くので、9+8−2=15枚になります。
次の1枚と、リバーまでの2枚を分けて考える
フロップは、共通カードが3枚出た段階です。自分の手札2枚と合わせて5枚が見えているなら、未確認のカードは47枚あります。
| 9アウツのフラッシュ待ち | 完成カードを引く確率 | 簡単な目安 |
|---|---|---|
| フロップから、次の1枚で引く | 9÷47 ≈ 19.1% | 9×2=約18% |
| ターンから、最後の1枚で引く | 9÷46 ≈ 19.6% | 9×2=約18% |
| フロップからリバーまでの2枚で、1枚以上引く | 約35.0% | 9×4=約36% |
残り1枚なら約2倍、2枚なら約4倍が「2倍・4倍の法則」です。正確な確率ではなく、アウツが多い場面では誤差も大きくなります。
フロップで1回コールしても、リバーまで必ず見られるわけではありません。次のカードの後に相手がまた賭けたら、さらにコールするかを判断します。
役が完成しても、勝てるとは限らない
アウツは手を改善する候補ですが、改善と勝利は別です。相手にも役ができたり、より強い同じ役を持たれたりすることがあります。
| 気を付けたい場面 | 起こり得ること |
|---|---|
| 低いフラッシュを待っている | 完成しても、相手の高いフラッシュに負ける |
| 同じマークが多い場でストレートを待つ | 完成カードが、相手のフラッシュも作る |
| 最後までカードを見るのに追加の支払いがある | 完成確率だけでは、コールが得か決まらない |
まずは待つカードを決める→見えている分を除く→重複を引くの順で数えましょう。その後に、勝てそうかと、支払う額が見合うかを考えます。


