家で遊ぶなら、種目と人数を先に決める

最初に「ホールデムで遊ぶ」「5枚交換式で遊ぶ」のどちらかを全員で決めます。同じトランプを使っても、配る枚数とゲームの進み方が違うためです。

選びたい遊び方テキサスホールデム5枚交換式のドローポーカー
手札1人2枚1人5枚
役の作り方手札2枚と共通カード5枚から最善5枚交換後の手札5枚
カードの交換しない決めた回数・枚数を交換する
人数の参考日本ポーカー協会は2〜10人程度を案内任天堂の紹介ルールは2〜6人
向く始め方動画や大会と同じ流れを覚えたい手札だけで役を作る遊びから始めたい

人数の参考は日本ポーカー協会のホールデム解説と任天堂の5枚交換式の解説によります。以下の進行例は、4人・金銭を賭けないホールデムです。

任天堂のページにはスートの強弱やレイズ回数の制限があります。その紹介ルールを選ぶ場合の条件であり、標準のホールデムに混ぜません。ホールデムでは同じ最善5枚なら引き分けで、スペードだから勝つという判定はしません。

必要な道具と、家にある物での代用

52枚のトランプと、点数を数える道具があれば準備を始められます。ジョーカー、広告カード、予備カードは抜き、同じ裏面の52枚が揃っているか確認します。

道具用途初回の用意の仕方
トランプ1組手札と共通カード欠け・折れ・裏面の目印がない物を使う
チップや代用品持ち点とベット額を表示色の違うカウンター等を使い、額面表を置く
ディーラーボタン順番の基準となる席を示す「D」と書いた厚紙などで代用する
テーブル手札・共通カード・ポットを分けて置く全員が中央を見られる机を使う
紙・タイマー点数、時間、休憩を記録スマートフォンのタイマーでもよい

専用マットや専用テーブルは、初回から購入する必要はありません。机の上を片付け、伏せた手札、中央の共通カード、各自が出した点数の置き場を分けます。飲み物もカードから離しておくと進行しやすくなります。

買い揃える場合は、ポーカーセットの選び方で付属品とチップの内訳を確認できます。

全員に同じ開始点数を配る

チップは枚数と点数を分けて数えます。25点のチップ1枚は、1点のチップ25枚と同じ点数です。

次は1人100点から始める配布例です。色は全員が見分けやすいように決め、同じ色に別々の点数を割り当てないでください。

額面1人分の枚数1人分の点数4人に必要な枚数
1点10枚10点40枚
5点8枚40点32枚
25点2枚50点8枚
合計20枚100点80枚

4人全体では400点です。配布後に全員の点数を確認し、両替に使う予備チップは共通の置き場へ分けます。両替では合計点数を変えません。

1点チップ10枚で10点、5点チップ8枚で40点、25点チップ2枚で50点。合わせて20枚・100点になる1人分の配布例。

初回はスモールブラインド1点・ビッグブラインド2点、アンティなし、ブラインドの引き上げなしにすると、100点が50BBという分かりやすい例になります。これは家庭用の設定例で、大会共通の規定ではありません。

4人のホールデムを始める手順

ボタン・ブラインド・配る順番を確認する

4人を時計回りにA・B・C・Dとします。最初のボタンをAさんに置く場合は、次の担当になります。

席最初の担当最初に出す点数
Aボタン0点
Bスモールブラインド1点
Cビッグブラインド2点
Dプリフロップで最初に行動0点

配る係はカードをよく混ぜ、ボタンの左のBさんから時計回りに1枚ずつ、2周配ります。各自の手札は2枚です。初回は配る係を固定しても、順番の基準となるボタンは1ハンドごとに時計回りへ移します。

プリフロップの行動順はD→A→B→Cです。フロップ以降は、ボタンの左にいる参加者から時計回りに行動します。2人だけになった場合はブラインドと行動順の関係が変わるため、2人で遊ぶ場合のルールを確認してください。

1ハンドを最後まで進める

  1. 手札2枚を確認し、順番にフォールド・コール・レイズを選びます。最初は2点のBBに対して、Dさんのコールは2点、Bさんのコールは既払い1点に追加1点です。
  2. ベットが揃ったら、配る係が山札の上を1枚伏せて除き、共通カード3枚を開きます。これがフロップです。
  3. 再び行動します。そのラウンドでまだ誰もベットしていなければ、チェックで次の人へ回せます。
  4. 行動が揃ったら1枚を伏せて除き、共通カードの4枚目を開きます。ターンの行動後も同様に、5枚目のリバーを開きます。
  5. 最後まで複数人が残ったら、手札と共通カードから最善5枚を比べ、勝者が中央のポットを受け取ります。途中で全員が降りて1人になったら、その人の勝ちです。

この流れは日本ポーカー協会のゲームの概要が説明するホールデムをもとにしています。配布の詳しい確認にはポーカーの配り方、初めての行動選択にはベットと5つの行動を使えます。

最初の1ハンドは練習扱いにし、全員で順番や額を確認してから100点へ戻して始めてもよいでしょう。間違いに気づいたら次のカードを開く前に止め、進行係が状況を整理します。

休憩・終了・途中参加・同点は始める前に決める

「いつ終わるか」が曖昧だと、負けている人が続行を求めたり、途中退出した人の扱いで困ったりします。次のように、開始前に紙へ書いておくと確認できます。

決めること初回の合意例
終了21時になったら新しいハンドを始めず、進行中の1ハンドを終える
休憩30分ごとに、ハンド終了後5分休む
0点になった人今の点数戦は終了。続けるなら全員を100点へ戻して新しい回を始める
途中参加次の回から参加する
途中退出ハンド終了後に退出。最終順位の対象外にする
最終順位終了時の持ち点で決め、同点は同順位
1ハンドの引き分け最善5枚が同じ人でポットを分ける。1点の端数が出た場合の受取順も先に決める

端数を「ボタンの左から時計回りで最初の該当者へ」と決めるなど、処理を統一します。終了時の同点と、1ハンドのポット分割は別の話です。ポット分割の判定はチョップの解説で確認できます。

対面とオンラインを選ぶ条件

同じ場所に集まれるなら、対面は道具と順番を一緒に確認しやすい方法です。離れた場所で遊ぶなら、友人だけが入れる部屋、対応種目、点数の仕組み、途中退出の扱いを備えたサービスを確認します。

利用前に、無料の点数対戦か、現金や換金できるものを賭ける仕組みかを確かめてください。特定のサービスで友人用の部屋を作れるかどうかは、そのサービスの現在の案内で確認が必要です。

金銭を賭けず、点数だけで競う

この記事の100点は遊びの得点です。現金との交換や、勝敗に応じた金品の受け渡しを決める設定ではありません。

特にオンラインでは、海外で合法の運営であっても、日本国内から接続して賭博することは犯罪だと警察庁が案内しています。「友人同士」「少額」「海外サイト」という説明だけで法的な問題がなくなるとは考えないでください。

文化祭や催しとして開く場合は、金品の扱いだけでなく、学校・会場の規程、参加条件、進行係、待ち時間、終了方法も主催者へ確認します。家庭での点数遊びとは開催条件が違うため、同じ準備表をそのまま流用しないようにします。