レーキは、ゲームを提供する運営へ払う手数料

レーキは、ポーカーを提供する運営が受け取る手数料です。ポットの一定割合を徴収する方式が代表例ですが、時間料金や大会参加時の手数料など、費用の取り方は異なります。PokerStars公式の説明

ブラインドやアンティとは行き先が違います。 ブラインド・アンティは原則として勝負するポットへ入り、そのハンドの勝者に分配されます。レーキ等の手数料は運営側へ渡ります。ブラインドを「店へ払う手数料」と考えないでください。

料率とキャップから、実際の徴収額を計算する

キャップは、1ハンドなど所定の単位で徴収する上限です。料率だけを見ても、実際に取られる額は分かりません。

「対象ポットの5%、上限300点」という架空の遊技用点数の条件を考えます。端数の出ない例では、計算は次のとおりです。

徴収額=対象ポット×5%と300点の、小さい方

対象ポット5%の額キャップ適用後の徴収ポットに対する実際の割合
1,000点50点50点5%
6,000点300点300点5%
10,000点500点300点3%

10,000点の例で500点を引くと、上限を超えてしまいます。同じ料率でも、キャップに達した後はポットに対する割合が下がるのが特徴です。

架空のレーキ5%・上限300点のグラフ。対象ポット1,000点では50点、6,000点では300点を徴収し、10,000点でも上限により300点のままになる。

対象ポット・端数・人数の条件も確認する

上の式だけで実際の全ルールは表せません。運営の料金表では、次を確認します。

項目調べる条件
対象ポットどの額を計算の基準にするか。未コールで戻る分をどう扱うか
人数何人の区分でキャップが変わるか。その人数をいつ数えるか
端数切捨て・四捨五入・所定単位ごとの徴収か
上限の単位1ハンド、1ポットなど、何に対する上限か
追加徴収別の固定額や積立等があるか
徴収しない条件配布や進行のどの段階までなら対象外か

PokerStarsの公式料金表でも、種目・レート・人数別に料率とキャップを分けています。別の行の料率と上限を組み合わせないように読みます。公式レーキ表

ノーフロップ・ノードロップは、採用するゲームの条件

No flop, no dropは、フロップまで進まなければ徴収しないという条件です。全運営が採用するわけではありません。

フロップのないスタッドやドローでは、その種目の進行に応じた条件を確認します。PokerStarsの公式例も、ホールデム・オマハではフロップ前、スタッドでは4thストリート前、ドローでは交換前に終了した場合というように区別しています。公式の徴収条件

時間料金と、大会の手数料は別の方式

時間料金は、利用時間の区切りで計算する

タイムチャージは、一定時間ごとに支払う方式です。架空の条件で「30分500円、2時間利用」なら、4区間なので500円×4=2,000円です。

ただし35分の利用を2区間として請求するかなど、端数時間の扱い、最低利用時間、席を外した時間も含むかは料金規定によります。1ハンドのポット割合と単純比較せず、予定する利用時間と条件を合わせて比べます。

大会の30+3は、原資と手数料を分ける表記

海外大会などで「30+3」と表示する例では、30が賞金原資、3が運営手数料、支払総額は33です。大会ごとの内訳を確認してください。PokerStars公式・大会料金の説明

計算するもの式結果
支払総額30+333
原資に対する手数料の比率3÷3010%
支払総額に占める手数料の割合3÷33約9.1%

「手数料10%」と「総支払額の約9.1%」は、分母が違う同じ内訳の説明です。率だけを並べると比較を誤ります。大会名に合計額しか出ていない場合は、参加案内の内訳を見ましょう。

通常、大会の参加手数料は登録時に払い、各ハンドのポットから同じ手数料を毎回取る方式とは異なります。再参加等があれば、その都度の費用を含めて確認します。

国内の遊技用点数と、円のサービス料金を分ける

国内のアミューズメント店では、入場料、点数の利用料、点数を預けた後の引出料金、大会参加料などが案内されます。これらの円で払うサービス料金と、卓で使う点数を混ぜないでください。

例えば店の料金表に「10,000点を2,000円で利用」とあっても、増えた点数をその比率で現金化できる意味ではありません。来店先の料金内訳を確認します。EVERY五反田の公式料金例

警視庁も、アミューズメント営業の許可は賭博に該当しないことを前提とするもので、賭博を認めるものではないと説明しています。警視庁の公式案内

レーキバックは、還元対象と条件を確かめる

レーキバックは、運営が徴収したレーキ等を基に、その一部をプレイヤーへ還元する制度を指します。表記された率が同じでも、誰がどれだけ負担したと計算するか、何を還元するかによって結果は変わります。

還元の対象が支払手数料の全額か一部か、受取条件や上限、有効期限、還元が現金かポイントかを確認します。料率から単純に還元率を引いた数値だけで、実質費用や利益を決めつけることはできません。

参加前は、徴収方式、料率、キャップ、対象と端数、追加料金、還元条件を同じ単位で書き出しましょう。店での総予算はアミューズメントポーカーの料金の見方で確認できます。