m HOLD’EMは基本無料、友人対戦はクラブへ

m HOLD’EMは、基本無料でテキサスホールデムを遊べるアプリです。友人と同じ部屋で遊ぶには、クラブで部屋IDを共有・入力します。無料の固定ルームと、チケットやダイヤを消費するカスタムルームがあり、クラブの収支はランクやmポイントに反映されません。

クラブでは作成者が部屋IDを共有し、参加者が入力。無料の固定フリーマッチとチケット・ダイヤを消費するカスタムマッチがあり、クラブ収支はランクやmポイントに反映されない

クラブは、部屋IDを知るユーザー同士で対戦するためのモードです。一方、ランクマッチは同じランクのユーザー同士で成績を競うモードなので、友人対戦の手順や収支と分けて考えます。

本稿は2026年10月26日に確認した公式サイト・FAQに基づく案内です。アプリの実機操作を記録した記事ではなく、後半の1局もルールを理解するための独立した教材です。

m HOLD’EMの公式入口と必要環境

提供元はサミー株式会社です。公式情報はm HOLD’EMアプリ公式サイトと公式FAQで確認できます。公式サイトではクラブ、ランクマッチ、トーナメントなどが案内されています。

利用前に、端末が公式の必要動作環境を満たすか確認しましょう。確認日時点の条件は次のとおりです。

対象公式の必要動作環境
AndroidAndroid OS 13.0以上、RAM 8GB以上
iPhoneiOS 16.0以降、iPhone 11以降
iPadiPadOS 16.0以降、iPad第8世代以降、またはiPad Air第4世代以降

App Storeの「互換性」はダウンロード可能条件であり、運営が定める必要動作環境とは異なります。ダウンロードできることだけで、上の条件を満たすとは判断できません。
また、必要環境以上でも一部端末では正常に動かない可能性があります。ベータ版OS、iPod touch、エミュレーターなどは動作保証外とされています。

基本無料でも、アイテム・ガチャの一部などは有料で、通信料は別途かかります。未成年者は、利用規約に従い、法定代理人の同意を得て利用する必要があります。

クラブで友人と遊ぶ手順とルームの違い

クラブの基本は、作成者が部屋IDを伝え、参加者がそのIDを入力するという流れです。冒頭の図はこの関係を示しています。

  1. 作成者が、クラブでフリーマッチかカスタムマッチを選んで部屋を作ります。
  2. 作成者が、発行された部屋IDを対戦したい友人へ共有します。
  3. 参加者が、共有された部屋IDを入力して部屋に入ります。入室時のチケット・ダイヤの消費条件も確認します。

クラブの公式FAQは、部屋作成を次の2種類に分けています。

比較項目フリーマッチカスタムマッチ
部屋作成無料クラブチケットまたはダイヤを消費
対戦形式リングゲームリングゲーム、MTT、S&G
ルールの設定時間・ブラインドが固定開催人数やストラクチャーなどを設定

リングゲームは各ハンドを繰り返して遊ぶ形式、MTT・S&Gはトーナメントの形式です。「ストラクチャー」は、ブラインドなどの進行設定を指します。ブラインドとは、ハンドの開始時に所定の席のプレイヤーが出す強制参加分のポイントです。

無料で固定条件のリングゲームを主催するならフリーマッチが該当します。人数や進行条件などを調整したい場合は、カスタムマッチの条件を確認します。
ただし、入室する側にもクラブチケットまたはダイヤが必要になる部屋があります。作成者だけが消費条件を見ればよい、とは限りません。

公式FAQでは、作成した部屋番号をXやLINEで共有できることも案内されています。共有相手と部屋IDを取り違えないようにしましょう。

開始・退出の細かな操作は部屋内で確認する

確認できた公式資料だけでは、現在の固定ブラインドの数値、開始に必要な最少人数、開始ボタンの名称・位置、途中退出や再入室の細則までは確定できません。部屋IDを入力した後の全画面操作を、本稿から再現できるとは扱わないでください。

次局や退出の前には、部屋に表示される設定と案内を確認します。途中離席時の自動行動や、再入室時に同じ持ち点へ戻るかも、未確認の仕様です。

クラブの収支とランクマッチは別

クラブで勝っても、そのプレイ収支はランク・トーナメント・mポイントへ反映されません。友人対戦で増えた点数を、所持mポイントの増加として数えないことが大切です。

項目何を表すか・どう扱われるか
クラブのプレイ収支クラブ内の対戦結果。ランク・トーナメント・mポイントへ反映されない
ランクマッチ同じランクのユーザーと対戦。収支やボーナスなどがランク進行のポイントに関わる
mポイントランクマッチで使うポイント。クラブの収支とは別
ダイヤガチャ・アイテムなどに使うゲーム内通貨。クラブの作成・入室で消費する場合もある

ランクマッチの公式FAQでは、ゴールド以下はレーティングポイント、プロリーグ以上はランキングポイントと説明されています。これはクラブの収支をランクへ加算する仕組みではありません。

ダイヤの公式FAQでは、有償分と無償分があり、通常は無償分から優先して消費するとされています。ダイヤとmポイントは別のものです。異なるOSへ引き継ぐ場合、有償ダイヤは引き継がれません。

なお、公式サイトには賞品・賞金付きのトーナメントの案内があります。これは、クラブの点数を自由に現金へ換えられるという意味ではありません。利用規約でも、サービスで得たアイテム等を現実の通貨等と売買する行為は禁止されています。

公式アクションを1局の独立教材で追う

テキサスホールデムでは、自分の手札2枚と共通カード5枚、計7枚から最善の5枚を選んで役を比べます。手札は2枚とも使っても、1枚だけ使っても、使わなくても構いません。

まずは、公式FAQのアクション説明に出てくる行動を整理します。選べる条件は一般的なホールデムのルールによる説明です。

行動意味と選べる場面
チェック自分が合わせるべき追加額がないとき、ポイントを出さずに順番を回す
ベットその回にまだ賭け額がないとき、最初にポイントを出す
コール現在の賭け額に合わせる。不足分だけを追加する
レイズ現在の賭け額を引き上げる
オールイン持っているポイントをすべて出す
フォールドそのハンドを降りる。すでに出したポイントは戻らない

「ポット」は、各プレイヤーが出したポイントの集まりです。最後に残ったプレイヤー同士で役を比べて勝った人、または他の全員が降りたときに残った人が獲得します。

教材の条件とポイントの動き

以下は実プレイの記録でも、クラブの固定ルーム設定でもない独立教材です。3人とも1,000点から始め、SBは5点、BBは10点、アンティなし、手数料なしと仮定します。ここでの点数に金銭的価値はありません。

SB(スモールブラインド)をA、BB(ビッグブラインド)をB、ボタンをCとします。SB・BBは手札を見る前に出す強制参加分、ボタンはディーラー位置を示す目印です。

プレイヤー手札開始時の点数
A:SB1,000
B:BB1,000
C:ボタン1,000

共通カードは、順にフロップ3枚、ターン1枚、リバー1枚と開かれる設定です。

段階開くカード行動とポットの合計
ブラインドまだなしAが5、Bが10を出し、ポットは15
プリフロップまだなしCはフォールド。Aは5を追加して計10に合わせ、Bはチェック。ポットは20
フロップAがチェック、Bが20をベット、Aが20をコール。ポットは60
ターンA、Bともチェック。ポットは60のまま
リバーA、Bともチェック。ポットは60のまま

プリフロップのAは、すでにSBの5点を出しています。10点に合わせるために追加するのは、不足分の5点だけです。BはBBとして10点を出しており、上乗せされていないのでチェックできます。

最善の5枚を比べて、獲得後の点数を計算する

この教材では、AのAのワンペアが、BのQのワンペアに勝ちます。

独立教材の共通カードはAh・7c・2d・9s・3h。AのAs・KdはAのワンペア、BのQc・QdはQのワンペアとなり、Aが勝つ

プレイヤー最善の5枚役
AAのワンペア
BQのワンペア

同じワンペアなら、まずペアの数字を比べます。AはQより強いため、この場合は残りのカードを比べる前にAの勝ちです。

AとBが出したのは、それぞれブラインドを含めて計30点。Aはポット60点を受け取るため、60点すべてが純増になるわけではありません。

プレイヤー計算終了時収支
A1,000 − 30 + 601,030+30
B1,000 − 30970−30
C1,000 − 01,0000
合計3人分を合算3,0000

この計算は手数料なしという教材上の仮定によります。実際のクラブの手数料は、確認した資料だけでは確定できません。ランクのFAQにあるランクマッチの5%というレーキを、クラブやこの教材へ当てはめないでください。

初回利用とデータ保存で確認すること

最初のデータ取得では、公式FAQによるとフル版とライト版を選べます。違いはダウンロードするデータの範囲です。

選択肢データの取得方法
ライト版必要最小限を取得し、残りは必要になったときに都度取得
フル版プレイに必要なすべてのデータを取得

ライト版でも、ホームの「メニュー」内「設定」→「一般」から、残りのリソースを取得できると案内されています。端末の空き容量が不足すると正常に動かない可能性があるため、容量と通信環境を確認します。

本稿では、インストールからホームまでの初回同意画面・入力項目のすべてを実見していません。確認できたデータ取得方式と、未確認の初回画面は分けて扱っています。

故障や削除の前に、引き継ぎIDとパスワードを保存する

データを守るために優先したいのは、引き継ぎIDとパスワードの事前発行・保存です。公式FAQは、発行せずにアンインストール・故障・紛失などでデータを失うと復旧できないと案内しています。

データ消失前にホームの引き継ぎメニューでIDとパスワードを発行して保存し、新端末のデータ管理から引き継ぐ流れ

引き継ぎの公式手順では、元の端末のホームで「メニュー」→「引き継ぎ」→「発行する」と進み、IDとパスワードを保存します。移行先ではタイトルの「データ管理」→「プレイデータの引き継ぎ」から入力します。

パスワードに有効期限はありませんが、一度使うとそのパスワードは無効になります。新しい端末で正常に起動することを確認してから引き継ぐことも推奨されています。異なるOSへの移行では、有償ダイヤが移らない点にも注意が必要です。

タイトル画面で止まったら、削除項目を取り違えない

「タイトル画面から進まない」の公式FAQでは、ダウンロード済みデータの再取得が案内されています。そこでいう「データの削除」と「ユーザーデータの削除」は別の操作です。

「ユーザーデータの削除」やアプリのアンインストールでは、プレイデータが削除されます。再インストールだけで元に戻るとは考えず、先に引き継ぎ情報の保存を確認してください。
起動に問題がある場合は、端末の必要環境とこの公式FAQを照合し、解決しなければFAQ内の問い合わせ窓口へ進めます。本稿でデータ削除や復旧を試したわけではありません。