テンフォーのレベルは通常ゲームとExpertを分けて見る
Ten-Four Expertは、通常ゲームの成績で参加資格を判定する上級者向けの別ゲームです。通常ゲーム全体の現在の強さは断定できませんが、Expertへ進むための条件は公式に公表されています。

「レベル」を知りたいときは、対戦相手の強さとExpertの参加資格を分けると整理できます。Expertにはハンド数と成績の基準があり、条件を満たしたうえで申請・承認が必要です。資格を持つ人も通常ゲームに参加できるため、通常ゲームを一律に初心者向けとみなすことはできません。公式のExpert案内で確認できます。
一方、経験値をためて「Lv」を上げる機能や、次のレベルまでの進捗表示は、今回確認した公開資料では裏づけられませんでした。以下では、確認できる通常ゲームとExpertの違い、成績指標、資格条件を説明します。
Ten-Fourの対戦形式と通常ゲーム・Expertの違い
対象は、公式サイトがtenfour-poker.comのTen-Four(テンフォー)です。同名の店舗などではなく、6人制のノーリミットテキサスホールデムをオンラインで対戦するサービスを指します。公式noteの案内は「管理人 トルル」名義です。
採用されているFast Foldは、自分の順番になる前でもフォールドでき、すぐ次のテーブルへ移る形式です。公式FAQでは、スマホ・タブレット・PCのブラウザーに対応し、ダウンロード不要と案内されています。無料で、入金・換金の仕組みはありません。利用規約でも、ゲーム内の数値は成績の記録であり、金銭的価値はないとされています。
| 比較する項目 | 通常ゲーム | Expert |
|---|---|---|
| 位置づけ | Expert資格の判定に使う通常の対戦 | 資格を満たした上級者向けの対戦 |
| Expertの参加資格 | 通常ゲームの成績から判定 | 申請後、管理人の承認が必要 |
| 記録 | 通常ゲームとして集計 | 収支・スタッツ・ハンド履歴・ランキングを通常と分離 |
| 開催時間の案内 | 公式FAQは24時間と案内 | 公式Expert本文は毎日18~25時と記載 |
| 資格保持者の通常ゲーム参加 | 参加できる | Expertへの参加は自由 |
Expertには、ベッティングの各段階ごとの攻撃頻度の統計や、カードを公開して勝敗を決めた場合と、それ以外を分けた収支グラフも追加されます。成績を比べる際は、まずどちらのゲームの記録かをそろえてください。通常との相違点を含む公式説明が根拠です。
本稿の確認日は2026年10月26日です。対象は公開された日本語の公式案内で、ログイン後の画面や実際の対戦は検証していません。端末のOS最低要件・地域別の提供可否も未確認です。また、Expertの「18~25時」には取得本文でタイムゾーンの明記がないため、時刻の基準は利用時の公式表示で確認してください。
成績の見方と「強い」と評価できる範囲
Expertの資格判定に使うのは、単なる勝った回数や累計ハンド数ではなく、対象期間のハンド数とWin Rate(EV)の組み合わせです。ハンドは1回のカード配布から決着までの単位、bbはビッグブラインド1回分を表す単位です。
| 見る数字 | 意味 | 取り違えやすい点 |
|---|---|---|
| 週間ハンド数 | 月曜0時以降にプレイしたハンド数 | 直近2万ハンドなどの成績期間とは別 |
| 直近のハンド数 | 最新の一定ハンド数を切り取った成績範囲 | 累計全体の成績とは限らない |
| Win Rate(EV) | 100ハンドあたりのオールインEV収支。単位はbb/100 | 実収支や経験値の数値とは別 |
オールインEV収支は、ボード(共通カード)がすべて開く前にオールインがコールされた場合、その時点の勝率に応じてポット(そのハンドで出されたチップの集まり)を分けたと仮定する収支です。Ten-Fourでは「収支(EV)」などと短く表記されます。オールイン後のカードの運による影響を抑えますが、配られたカードや、それ以前の展開の運まで消すわけではありません。
したがって、EVは成績評価の参考であり、実力を完全に表す点数ではありません。オールインが発生しなかったハンドや、リバーでオールインになった場合は実収支と一致すると、公式のEV解説は説明しています。
運営はサービスを「ハイレベル」と紹介していますが、それだけで他サイトの特定レートと同程度とは判断できません。公表された集計も、時期と対象をそろえて読む必要があります。
| 公式Expert記事に掲載された数字 | 集計の対象・時点 | 読み取れる範囲 |
|---|---|---|
| 全プレイヤーの平均Win Rate −8.9bb/100 | 2026年3月3日の初回投稿時点。仮想レーキを含む集計 | 当時のゲーム内成績の平均 |
| Win Rate中央値 約+1.5bb/100 | 同じく初回投稿時点の、1万ハンドを超えたプレイヤー群 | 当時の当該グループの中央値 |
この2つは対象集団も平均・中央値という統計の種類も異なります。また、掲載箇所はWin Rateの統計であり、現在の全参加者のWin Rate(EV)の分布としては扱えません。Expertに成績による選抜があることは確認できますが、そこから現在の通常ゲーム全体の難度や、個々の読者が勝てるかまでは導けません。初回投稿時点の注記がある公式記事を区別して参照してください。
Expert参加には必須条件と成績条件の両方が必要
Expertに進むには、通常ゲームで必須条件をすべて満たし、成績条件3ルートのどれか1つを満たす必要があります。ハンド数だけを増やせば自動的に参加できる仕組みではありません。

| 条件の区分 | 通常ゲームで確認する内容 | 判定の関係 |
|---|---|---|
| 必須 | 月曜0時以降の週間プレイハンド数が500以上 | どちらも必要 |
| 必須 | 期間内に不正行為が行われていない | どちらも必要 |
| 成績ルートA | 直近2万ハンドのWin Rate(EV)が10bb/100以上 | A・B・Cのいずれか1つ |
| 成績ルートB | 直近5万ハンドのWin Rate(EV)が5bb/100以上 | A・B・Cのいずれか1つ |
| 成績ルートC | 直近10万ハンドのWin Rate(EV)が3bb/100以上 | A・B・Cのいずれか1つ |
例えば、週間500ハンド以上で不正がなく、直近5万ハンドのWin Rate(EV)が5bb/100以上なら、成績条件はルートBで満たします。3つの成績ルートを全部満たす必要はありません。一方、ルートBを満たしていても、週間500ハンドに届かなければ必須条件が不足します。これは公表条件を説明するための例で、実際のアカウントの判定結果ではありません。
条件達成後は、参加希望者がセルフチェックと申請を行い、管理人の承認後にExpertへ参加できます。申請ボタンの現在の場所や表示名は未確認のため、ここでは操作画面を再現していません。申請前には公式の参加資格と判定の流れの最新案内に照らしてください。
Expert資格の維持・降格・再昇格は別条件
参加資格を得た後は、Expertでのハンド数と成績で資格維持を判定します。通常ゲームの成績で行う新規参加判定とは、対象ゲームも数値も異なります。
| 降格条件 | Expertでの基準 | 例外・補足 |
|---|---|---|
| 週間ハンド数 | 月曜0時以降の週間プレイハンド数が500未満 | 資格を付与された週は免除。100kバッジによる免除もある |
| 直近1万ハンドの成績 | Win Rate(EV)が−22bb/100以下 | 成績条件はいずれか1つへの該当で降格対象 |
| 直近2万ハンドの成績 | Win Rate(EV)が−15bb/100以下 | 同上 |
| 直近5万ハンドの成績 | Win Rate(EV)が−10bb/100以下 | 同上 |
| 直近10万ハンドの成績 | Win Rate(EV)が−7bb/100以下 | 同上 |
公式には、Expertゲーム終了後に1日1回、自動判定すると記載されています。週間ハンド数の不足だけでなく、表の成績基準のどれかに該当した場合も資格を失う条件です。公式の降格条件は、状況に応じて条件を調整する可能性も示しています。
再申請と、再昇格後にどの成績を使うかは、降格理由で分かれます。
| 降格した理由 | 再申請までの条件 | 再昇格後の成績判定 |
|---|---|---|
| Win Rate基準に該当 | 降格後に通常ゲームで最低5,000ハンドをプレイし、その時点でExpert参加資格を改めて満たせば再申請 | 再昇格後のExpert成績で判定。以前のExpert成績は加味しない |
| 週間ハンド数の不足 | Expert参加資格を改めて満たせば、追加の5,000ハンド条件なしで再申請可能 | 再昇格前を含むExpert成績で判定 |
公表資料の数字に関する注意:2026年7月13日の更新履歴と現行本文では、資格獲得・維持の週間基準は500ハンドです。ただし、維持記事の再昇格段落には旧基準の「1000ハンド」が括弧内に残っています。本稿は週間基準に現行本文の500を採用し、再申請の手続きを行う際は、この表記差も含めて公式の最新説明を確認する扱いとしています。
100kバッジで免除されるのは週間ハンド数ノルマ
100kバッジの対象は、Expertで10万ハンドをプレイした人です。通常ゲームでの10万ハンドや、経験値のレベル到達とは分けて考えてください。

公式案内では、達成した翌日以降に自動付与され、申請は不要です。特典はバッジ、Expert資格維持のための週間ハンド数ノルマ免除、10万ハンドごとに集計する詳細スタッツレポートです。
免除されるのは週間ハンド数の条件であり、Win Rate(EV)による降格基準は引き続き適用されます。資格を永久に保証するバッジとは読めません。公式の100kバッジ案内が根拠です。
数字や表示が合わないときに確認すること
成績や資格について判断が合わない場合は、まずゲーム・期間・指標をそろえて確認します。公開資料から確認できる切り分けは、次のとおりです。
| 確認する軸 | 見直す点 |
|---|---|
| 通常ゲームかExpertか | 新規参加資格は通常ゲーム、維持・降格と100kバッジはExpertが対象 |
| 週間か直近の一定ハンド数か | 週間条件は月曜0時以降。成績は指定された直近ハンド数の範囲で比較 |
| 実収支かEVか | 参加・降格の成績条件はWin Rate(EV)。実収支の勝ち負けだけで判定しない |
| 申請済みか承認済みか | 条件達成と申請、管理人の承認は別の段階 |
| 現行の案内か古い記載か | 公式記事の更新履歴と本文を確認する。検索結果の古い抜粋だけで決めない |
反映待ちの時間、経験値表示が増えない理由、データ引継ぎやリセットの仕様は、今回の資料では確認していません。表示が異なる原因を不具合と決めつけず、公式サイトの案内とExpertの資格条件、維持条件の更新記事を確認してください。

