Discordポーカーは「Poker Night」Activityで始める

友人とDiscordでポーカーを遊ぶなら、Discordが開発したPoker Nightが対象です。同じ通話でActivityに参加し、各自の初回認可を済ませてからCasualの卓へ入る流れです。

同じ通話に集まり、ホストはApp LauncherからPoker Nightを開いて初回認可、友人はJoin Activityから各自の初回認可を行い、Casualの卓で開始する流れ

Poker Nightはテキサスホールデム形式のゲームです。各人の手札と場の共通カードで役を作ります。この記事では、公式文書に基づくCasualの開始・参加手順を中心に説明します。

確認する項目公式資料で分かること
正式名・提供元Poker Night Activity/Discordが開発
年齢起動・プレイともに18歳以上
プレイヤー数FAQ冒頭は合計7人まで(自分+6人)
観戦追加で最大17人
端末Discordの公式ヘルプはデスクトップ・ブラウザ・モバイルの導線を掲載
地域一部のActivityは地域により起動・参加できない場合がある

人数はPoker Night公式FAQ冒頭の明示値を採用しています。ただし同じFAQの末尾には「他のプレイヤー7人まで」という記載もあり、文書内で一致していません。差の理由は確認できていません。

利用にはDiscordアカウントが必要です。Discord本体の利用規約は13歳以上かつ居住国の最低年齢を満たすことなどを求めていますが、Poker Nightには別途18歳以上の条件があります。

根拠の確認日は2026年10月26日です。ゲーム内手順は2024年9月26日更新のPoker Night FAQ、起動・参加・退出の導線は2026年6月9日更新のHow to Use Appsを参照しています。
実アカウントでの起動・プレイは試していません。日本の全アカウントで現在表示されることや、端末ごとの実画面の一致は保証できません。

ホストが開始し、友人は同じ通話から参加する

ホストが認可しても、友人の認可まで済むわけではありません。初めて使う人は、一人ずつ認可が必要です。最初の図のホスト・友人の流れを、次の順で進めます。

担当操作確認すること
全員同じサーバーのボイスチャンネルへ入る。または同じDM・グループ通話に集まるActivityを遊ぶ人が同じ通話にいる
ホスト通話下部のApp Launcherを開く通話内のアプリ選択メニューが開く
ホストPoker Nightを選ぶ。見つからなければ検索する別のアプリを選んでいない
ホスト初回に認可が求められたら、内容を確認して認可するPoker Nightが起動する
友人一人ずつ通話内のActivityタイルでJoin Activityを選ぶホストが開始したActivityへ入る
友人一人ずつそのActivityが初回なら自分も認可する自分の端末でゲームへ進める

Activityへの参加と、ゲーム内の卓への参加は別段階です。Poker Nightが開いたら、次の節のJoin Tableへ進みます。公式FAQはモバイルで見え方が多少異なる場合があるとしています。

「Use Activities」とアプリ追加の権限を分ける

権限何に関係するか
Use ActivitiesActivityの開始・参加。管理者がロール・チャンネル・カテゴリ単位で拒否できる
Manage Serverサーバーへアプリを追加する管理操作。サーバー所有者またはこの権限を持つ人が行う

Use Activitiesは標準では許可されていますが、拒否された対象者は新規開始も、すでにあるActivityへの参加もできません。サーバーにアプリを追加できるかという問題と、Activityを利用できるかという問題を分けて確認してください。

Casualで卓・Bot・時間を準備する

Poker Nightの画面が開いたら、まずCasualを選び、Join Tableで卓へ入ります。以下は2024年9月26日更新の公式FAQに掲載されたゲーム内手順です。

  1. モードを確認してJoin Tableを選ぶ。 Casual表示からShowdownへ切り替えられますが、ここではCasualのまま進めます。
  2. 参加者をそろえる。 必要なら左上のAdd BotでBotを追加できます。削除する場合はBotのアバターにカーソルを合わせ、表示されるXを選びます。
  3. 卓設定を保存する。 右下のEdit Table Settingsを開き、設定を決めてChange Settingsを選びます。
  4. 全員が卓に入ったらStart Gameを選ぶ。 Botを含む参加者と設定を確認して開始します。
設定名意味FAQ掲載の範囲
Turn Timer一人の手番の制限時間15〜90秒
Starting Bank開始時の持ちチップ100〜10,000
Big Blindビッグブラインドの額。ポーカーでは配札前に出す基本の強制ベット5〜500

FAQではStarting BankやBig Blindに「$」を付けていますが、ここではゲーム内の数値を説明しています。実通貨の入金額として扱わないでください。

後の教材ではStarting Bankを1,000、Big Blindを10、Turn Timerを30秒と置きます。いずれも掲載範囲内ですが、公式の推奨設定や既定値という意味ではありません。

一局の操作と勝敗を、独立教材で理解する

公式FAQでは、一局ごとに各人へ2枚が配られ、Call/Check・Fold・Raiseなどの選択を行うと説明しています。ゲーム中に迷ったときは、右上の歯車→How Toでガイドを開けます。

FAQはCallとCheckをまとめて説明していますが、ルール上は意味が異なります。次の表はWPFの一般ルールによる補足です。Poker Nightの実ボタン配置や入力方法の説明ではありません。

行動意味
Check(チェック)現在の賭け額に対して追加する不足分がないとき、チップを増やさず手番を渡す
Call(コール)現在の賭け額に合わせ、このベットの回で自分がまだ出していない不足分を追加する
Bet(ベット)その回で誰も賭けていないとき、最初に賭け額を出す
Raise(レイズ)すでにある賭け額を引き上げる
Fold(フォールド)その局を降りる。すでに出したチップは戻らず、その局のポットを取る権利を手放す

ポットは、その局で参加者が出したチップの集まりです。通常のホールデムでは、最後まで複数人が残れば、手札2枚と共通カード5枚から作る最善の5枚を比べます。途中で一人を除く全員が降りれば、残った人が取ります。これはWPFのホールデム解説による一般的な仕組みです。

3人・持ち点1,000の仮想例

以下は実戦ログでも現在の画面の再現でもない独立教材です。Casualを想定し、A・B・Cの3人、開始点1,000、BB10、手番30秒とします。追加の教材上の仮定として、Aがスモールブラインド(SB)5、BがBB10、Cがボタンの席、アンティ(別途全員などが出す強制チップ)なし、手数料なしと置きます。
SB・手数料・全段階の処理までPoker Nightの実仕様として確認したものではありません。金額は換金しない教材上の点数です。

人手札配札前の役割
ASB5を出す
BBB10を出す
Cボタンの席

共通カードは、フロップでA♥・7♣・2♦、ターンで9♠、リバーで3♥が開いたと仮定します。

独立教材。共通カードAハート・7クラブ・2ダイヤ・9スペード・3ハートで、Aの手札AスペードKダイヤはエースのワンペア、BのQクラブQダイヤはクイーンのワンペアになる

段階この教材での行動行動後のポット
ブラインドAが5、Bが10を出す15
配札後・共通カード公開前CはFold。Aは不足分5をCall。Bはすでに10を出しているためCheck20
フロップ:A♥・7♣・2♦AはCheck、Bが20を賭け、Aが20をCall60
ターン:9♠A、BともにCheck60
リバー:3♥A、BともにCheck60
手札を比較Aのエースのワンペアが、Bのクイーンのワンペアに勝つ。Aへ60を渡す0

最初のAは5を出しているので、10に合わせるための追加は5だけです。BはBBとして10を出し終えているため、追加なしでCheckできます。フロップのAは、その回ではまだ何も出していないので20を追加します。

Aの最善5枚はA♠・A♥・K♦・9♠・7♣、BはQ♣・Q♦・A♥・9♠・7♣です。共通のA♥があっても、Bの手札にはもう1枚のエースがないため、Bにエースのペアはできません。

人この局に出した合計教材上の終了点
A301,000−30+60=1,030
B301,000−30=970
C01,000

合計は開始時と同じ3,000点です。これは局内の計算であり、Casualの卓を退出した後まで勝ち分が残るという意味ではありません。実画面の金額スライダー・入力方法、自動公開、手数料、次局専用ボタンは、この例から断定できません。

Casual・Showdownと、無料範囲・課金を分ける

Casualは退出時に勝ち分がリセットされ、Showdownは勝ち分がChip Reserveへ戻ります。退出後のチップを取り違えないように、公式FAQに掲載された違いを確認しておきましょう。

項目CasualShowdown
buy-in(卓へ持ち込むチップ)回数に制限なし有限のChip Reserveから出す
Bot利用可利用不可
退出時の勝ち分リセットされるChip Reserveへ戻る
卓設定変更可Casualと同じ設定変更はFAQで案内されていない
サーバー内順位Showdownの順位用途とは別Chip Reserveをサーバー内のShowdownランキングに使う

無料プレイと、外観アイテムの購入は別です。2023年6月22日の公式告知は、当時のActivitiesを誰でも遊べる形で継続すると案内しました。現在公開中のPoker Night FAQは、有料追加をステッカー・カード裏面・ディーラーの外観・テーマなどのカスタマイズと説明し、ゲーム進行や外観以外の利点を変えないとしています。無料で受け取れるContent Packと、実通貨で購入するものがあります。

このため、通常の遊び方を学ぶために外観パックを買う必要はありません。ただし、2023年の告知を、現在の第三者製Activityがすべて無料である根拠にはできません。公式のActivities紹介記事にも、現在は開発者が独自のActivityを公開・収益化できる旨の追記があります。

ゲーム内チップは現金の残高と混同しない

Poker Night FAQがChip Reserveについて説明する用途は、Showdownへの持込みと、同じサーバーのランキングです。現金の入出金方法は案内されていません。

別に、2025年9月29日発効のDiscord有料サービス規約のVirtual Goods条項は、仮想物を利用するライセンスとして扱い、売買・譲渡・交換・アカウント外での利用を認めず、現金価値を持たないと定めています。
これは仮想物全般の条文であり、Chip Reserveを名指しした専用の換金条項を確認したという意味ではありません。同規約にあるDiscord Orbsも別制度です。Poker Nightのチップと同じものとして説明しないでください。

退出方法と、参加できないときの確認先

Activityを離れるには、通話の操作欄にあるActivity exitアイコンを選ぶか、通話から退出します。別のActivityへ参加した場合も、元のActivityからは離れます。

退出前に、モードの違いを確認してください。Casualは勝ち分をリセットし、Showdownは勝ち分をChip Reserveへ戻すと公式FAQは説明しています。再び参加する入口は同じ通話のJoin Activityですが、同じ卓の席・残高・進行中の局へどう復帰するかは未確認です。途中離席の自動処理や、次局専用の操作も掲載資料だけでは断定できません。

困っている状態確認する内容
Poker Nightが見つからない・起動できない18歳以上という条件と、地域による利用制限を確認。App Launcherで名称を検索する
友人だけ参加できない同じ通話にいるか、Join Activityを選んだか、その人自身の初回認可を済ませたか
サーバーで開始も参加もできない管理者にUse Activitiesのロール・チャンネル・カテゴリ設定を確認してもらう
デスクトップで動作に問題があるPoker Night FAQの案内に沿い、User Settings→Advanced→Hardware Accelerationを確認する
ゲームの操作が分からない右上の歯車からHow Toを開く

確認しても解決しない場合は、公式FAQが案内する不具合報告またはDiscordサポートへの問い合わせへ進めます。端末と困っている段階を整理すると、起動・Activity参加・卓への参加のどこで止まったかを伝えやすくなります。